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少年鑑別所にお話に行ってきました!(2025.10.17)
今年の7月から、株式会社PLATICAで元警察官のメンタル心理カウンセラーとして働いてる鈴木です。
会社のマーケティング部門と一緒に、性犯罪、性教育、防犯、心理学をミックスした講演を担当すべく、日々パソコンとにらめっこしながら原稿を書いてます(笑)
話は変わり、今日は、京都少年鑑別所でやった包括的性教育の講演会に行ってきました!
全3回のシリーズの最終回だったようです。
テーマは、『支援の現場から考える性教育の可能性〜矯正教育での活かし方と、現場でできること』でした。
難しそうなテーマ…。
関西の複数の少年鑑別所や少年院の心理担当の職員さんたち、精神科医の先生や大学の先生が、直接来たりオンラインで参加してくれての講演会が開催されました。
私個人の話だけど、元警察官の頃に少年鑑別所に何度か行ったことがあるんだけど、今回の講演に参加して、施設内で在院者の性に関するトラブルなどが結構起きてて、みんなの意識が変わりつつあることにびっくりしました。
特に最終回だったのもあってか、受講者の職員さんたちが事例をわかりやすく話してくれたり、あいこさんの講演に対して積極的に質問をしたりするのを見て、現場で性関連の相談や問題が結構あって、それに対する対応の必死さとか真剣さが伝わってきました。
施設内で性に関する多様性に、職員さんたちが苦労している情景が目に浮かびましたよ。
ほんとに勉強になりました。
最後に、あいこさんの講演で私の心に残ったのは、
「ポジティブ物語」じゃなくて「多様な体験」を
ってところ。
詳しくいうと、
・性・命・出産などを扱う際、美談的・理想的にまとめようとすると、「自分は違う」「自分はその中にいない」と感じる人が必ず出てくる
・幸せな誕生が「正しい」話だけでなく、命の重さを考えるいろんな状況がある(中絶、流産、死産、様々な出産時のエピソード)ことも触れる
・体を大切にする話だけでなく、嫌だった経験を話すのも勇気のある行動といった、多様な現実を前提とした表現が必要
といった話!
深い、包括的性教育、めっちゃ深いですね。
じゃあ、また!
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