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スタッフ保育士ゆうこりんの一言日誌
#14【平等か公平か】2024.9.30
どうも!
株式会社PLATICAの保育士のゆうこりんです
あいこさんの講演会に同行して、展示絵本の解説、ときにはご質問にお答えしております。
また
オフィスでのイベントのサポート(飲み会多め)をしたり、マジあいこ塾生さんの伴奏をしたりしておりまーす
さて、毎日更新のつもりでいるのですが、あれ?
もう9月が終わる、、
もう月末なんだー、マジで一日を大切にしないと日がマッハですぎる。
保育園現場の頃は、この時期運動会づくしの毎日でした。確かに子どもにとって大きく成長する行事である事は間違いないのだけど、
毎日毎日その事に取り組む事で、自由な時間というのが減る訳で、年齢にもよりますが、それって子どもの「今」にとってどうなんだろう?と、何度も何度も議論したことがあります。
練習は誰のためになんのためにするのか、、
子どもの為が一番であることを常に確認してましたが、、中には保護者の為も少なくありませんでした。
少々気分のいい話ではないかもしれませんが
保護者さんの中には、常に我が子を他の子と比べてしまう方もいらっしゃいます。すると「なんであんたはできないの」と言われてしまいます。もっともっとと、なかなか認めてもらえない。そんなのは私達は望んでいないのですが、
競ったりするのもまた運動会の醍醐味。競わせないのが流行った時もありましたが、それもどうかと、、
てなわけで、
ここで、公平か平等か?と話が出ます。
みんな同じことを同じ条件で同じようにする、、これ平等ですよね。
#食べ物はわかりやすい、みんな3個ずつクッキーをあげよう、、とかね。
だけど、体格さや月齢差やいろいろな個人差がある
その一人一人にあったものを用意してトライするのが公平なんではないかな、と。
例えば年長では竹馬が課題でした。
高さはもちろん、歩く距離、パフォーマンスの内容(階段とかダンスとか)など全て個人に合わせる
つまり、全員がベストパフォーマンス
例えば2歳のクラスは坂道を登る障害物走がありました
斜度や長さを子どもによって変えます
#準備係の大人大変汗だく
0歳児クラスに至っては普段部屋に置いている遊具たちを園庭に置いて、ただ自由に遊んでるところを見てもらう、誰が何をするのか大人にもわからない
とかとか、、
竹馬という大枠の中でベストが出せるのをサポートする
坂道という大枠の中でベストが出せるようサポートする
いや、いつものベストが出せなくてもそれはそれでその日のベスト
失敗なんてなくて
みんな成長、一つ経験の引き出しが増えたって感じで終わります。
大人の動きの反省会はありますが
子どもは全員大成功!と終わる運動会。大好きだったなぁ。