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第23回京都府私立中学高等学校教育研究大会で行われた講演会へ行ってきました!(2025.10.19)

みなさんこんにちは。

株式会社PLATICAの鈴木です。

元警察官で、現在はメンタル心理カウンセラーの勉強中です。

季節も夏から過ごしやすい秋へと変わってきましたね。

気温も20度を下回り、少し肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回はあいこさんたち(性教育講師育成スクール生4名を含む)と一緒に「包括的性教育(身体や生殖の仕組みだけでなく、人間関係や性の多様性、ジェンダー平等、幸福など)」の講演会に参加してきました!

会場は平安女学院中学高等学校。

『特色と魅力にあふれる私学教育』を目標とする、第23回京都府私立中学高等学校教育研究大会の家庭科分科会におじゃましてきました。

テーマは、

『プレコンセプションケアでつながる教科横断型教育〜家庭科から広げる性と健康の学び〜』

でした。

 

正直に言うと、最初にプログラムを見たときの私の感想は、

「性教育なのに家庭科!?なんで?」「プレコンセプション…?なんじゃそりゃ?」

というものでした(笑)。

家庭科分科会ということで、参加者は京都府の私立中学・高校で家庭科を教えている先生方。

年齢層も幅広く、いかにも先生という真面目そうな方ばかり。

そのせいか、いつもは大爆笑のあいこさんの講演会も、開始直後は『シ〜ン』。

どうなることやら…という雰囲気でした。

 

そして講演が始まり、内容にぐっと引き込まれていきました。

まず、「性教育なのに家庭科?」という疑問について。

あいこさんの話を聞いてみると、どうやら家庭科の教科書には、包括的性教育の内容の多くがすでに組み込まれているそうです。

私は「性教育=保健体育」というイメージを持っていましたが、それはどうやら古い考えだったようです。

あいこさん曰く、

「今後は、家庭科の授業のほうが、包括的性教育を広める上で教えやすいのではないか。そのためには、家庭科の先生の知識アップデートが欠かせない。」

とのこと。

正直、目からウロコでした。

続いて、「プレコンセプションって何?」というテーマへ。

「プレコンセプション(Preconception)」とは、

【Pre=〜の前に】+【conception=受胎(おなかに新しい命を授かること)】という意味。

つまり、妊娠前の健康管理のことを指します。

この考え方を保健体育だけでなく家庭科にも取り入れ、正しい知識と多様な視点を教育現場に広げていこうというのが、今回の講演の趣旨でした。

正直、内容は少し難しかったですが(笑)、とても興味深い話でした。

 

講演の終盤。

最初は静かだった会場も、あいこさんの軽快なトークと的確なグループワークの進行で、次第に活気が出てきました。

終わってみれば大盛況。

講演後、先生方が私たちが持参した包括的性教育の参考書を熱心に手に取り、

会場の主催者から「そろそろお時間が…」と声をかけられるほど、みなさん興味津々の様子でした。

その光景を見て、あいこさんも私も思いました。

「これから、包括的性教育は本当に変わっていく」と。

ますます、包括的性教育の必要性を実感した一日でした。

では、また次回!

【※スクール生の見学研修による生声】

・体験談からつなげて要所に持っていき、そしてすべてつながっていく構成でなるほど!と思いました。また、休憩時間に集めたアンケートから後半の講義を進める、というのも異次元に思いました。数分前に集まった質問からその場で大事なポイントを拾い上げ的確にお答えしていく。まさにライブという感覚でした。
・ふり返り会では、講演会を「雑談をしている」とおっしゃったのは衝撃的でしたが、「性」という言葉だけでかなりのパワーがある性教育が、実は生活の中にめちゃめちゃ散らばっていると知ってもらうには、勉強というスタイルより雑談のほうが身近に難じてもらえるとも思いました。性教育講師は、教えるではなく、ファシリテーターということですね。

 

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