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中立保育園の保育士さんたちに会ってきました!(2025.11.6)
みなさん、こんにちは。
株式会社PLATICAの鈴木孝和(たかくん)と申します。
元警察官で、現在メンタル心理カウンセラーとして研鑽を積んでいます。
今日は、助産師のあいこさんらスタッフと、京都市上京区の社会福祉法人花立かがやき会「中立保育園」へ、教職員向け性教育研修に参加してきました。
中立保育園では、あいこさんがこれまで数回研修を実施してきましたが、単発ではなく、じっくり2年間かけて、継続的に人権ベースの包括的性教育を職員全体で取り入れるために研修をしてほしいとご依頼を受け、今回は2回目。
25名の保育士さん・給食調理員さんなどスタッフの皆様がすでに「同意」「プライベートゾーン」といった包括性教育のキーワードを自然に口にしていました。
講演スタートから、真剣な眼差しが印象的。
こうした現場の蓄積が、今日の深い議論を生み出しました。

しかし、包括性教育は知識の習得だけでは終わらない奥深いテーマです。
保育士さんたちが「園児との日常的な触れ合いが、知らず知らずのうちに境界を越えていないか?」という不安
を抱えているのが、グループディスカッションから伝わってきました。
今回のテーマは、まさにその核心を突く
『性暴力ってなんだろう?』。
園児との接触のボーダーを、具体的に学ぶ内容でした。
結論から述べると、性暴力とは「本人の同意のない性的言動(接触、視線、発言など)」。たとえ悪気がなくても、相手が「嫌だ」「怖い」と感じれば該当します。この定義を基に、以下の様な内容は性暴力に値すると例などを出し、あいこさんが説明しました。

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・同意のない触れ合い:パンツをいきなり下ろす、プライベートゾーン(水着で隠れる部分)への無断接触。
・視線や言葉の影響:着替えをじっと見る、「女の子だから寄せない」「男の子だからこの遊び」といった性別決めつけ。
・環境のジレンマ:乳児の着替えが公開的になりやすく、プライバシーが守りにくい。
一方で、保育士さんからは「毎回同意を取るのが難しい」「トイレやお着換えの場でのプライバシー確保、何歳から、どこまで?と難しさを感じる」
といった声も。
グループワークをたくさん取り入れたので、こうした悩みが、研修の中盤でどんどん意見としてあがり盛り上がっていました。
ここで、経験豊富な助産師あいこさんが…。
不安を払拭するため、以下のポイントをわかりやすく解説:
①性暴力の事例:決して悪気のない「笑わせよう」とする遊びが、被害児にトラウマを残すケースもあること。
②声かけの重要性:お尻を拭く時、「今から拭くよ、いい?」と同意を確認。
③スキンシップのボーダー:園児が可愛いのは当然。でも膝上抱っこや過度な触れ合いはNG。愛情表現は言葉や横並びで。

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さらに、無意識の境界線侵入(体の・言葉の・心理的)を自己チェックリストで可視化。職員たちは、自分の癖に気づき、互いに共有する中で前向きな気づきを得ていました。その後、研修は、いつものように笑顔で終了。
改めて感じたのは、あいこさんの真骨頂:知識の押しつけではなく、受講者の「無意識」を「意識」へ変えるアプローチです。これにより、保育士さんたちは「子どもの快・不快」を尊重した関わりを日常に落とし込めそうです。
素晴らしい一時でした。
次回はLGBTQをテーマに、PLATICAの大切な仲間・大久保暁さん(トランスジェンダーの当事者でパパでもある)が登壇予定。保育の多様性を広げる貴重な機会です。
みなさんも、こんな学びの輪に加わってみませんか?
では、また次回👋
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